部品倉庫の入庫時、部品払い出し時、在庫部品の棚卸時などに実施する部品計数作業を、画像処理により補助するシステムです。従来の計数作業で、部品の単重の問題(軽量、ばらつき)で電子秤による計数が困難な部品に対し、「めばかり君」は画像処理技術により、この計数作業の効率化を実現しました。作業者はモニタ画面の指示に従い部品を”ばらす”だけ。神経を使う細かい計数作業から解放されます。
「めばかり君」は属人化されている計数作業を誰でも同じ結果が得られるように標準化するため計数作業をする前に計数部品の登録をしておく必要があります。
登録は至って簡単。画面に表示されるガイドラインに従ってパラメータを調整するだけ。たったの3ステップで登録が完了します。部品は1万点まで登録可能で、あらゆる規模の計数現場に対応可能です。
「かんたん設定」画面
モニタ画面に表示される作業台の映像には、色による”ばらし”作業のガイドラインが表示されます。「赤色」は部品同士が重なっていて検出信頼性が低いことを意味します。「赤い箇所は手でばらす」と言った直感作業が可能です。
「計数作業」画面
「めばかり君」を使用することでログが自動的に保存されます。設定により計数時の画像も残せるので作業のエビデンスとなります。製品組立時に払い出した部品が余ってしまった等、作業確認が必要な場合でも、この画像を解析することで、迅速な対応が可能となり、万が一ミスカウントが発生した場合でも、効果的な作業改善策を検討することが可能です。
「履歴確認」画面
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